ひきこもりや不登校をはじめとした思春期の子供たちについての診療は、現在は基本的に行っていません。ただし、一部のケース(年齢や精神状態等の条件が合致する場合)については、診療が可能な場合もありますので、まずは必ずお電話でお問い合わせください。また、診療が可能かどうかのご返答は、数日お待ちいただく場合もございます。あらかじめご了承ください。
※ストレス社会に生きる働き盛りの方たちのために、当院では、土・日曜日の外来診療も行っています。
診療日・診療時間のご案内はこちらから。
統合失調症や気分障害、あるいは神経症など精神科領域で数が多い疾患の診断を即座に確定することは困難です。
これらの疾患を疑うときに、問診などの診察と観察やそれ以外の疾患の可能性を否定するために、いろいろな検査を行います。
当院では、外来で問診を行いながら、さりげなく行動などを観察します。
初診時では、これまでの生育歴(生活史)、既往症、家族歴などをお聞きすることもあります。
十分な観察そして諸検査の結果から、どのような精神科的病状が認められるかを把握し精神疾患の有無の診断を行います。
内臓疾患に伴う精神障害などを明らかにすることができます。
単純レントゲン撮影、CTスキャン、MRIなどの検査を行います。頭部CT・MRIは認知症疾患、脳腫瘍、あるいは脳血管障害に基づく精神障害などの診断に有用です。
病気の治療を行うという点については、精神科も他の科と異なるところはありません。
ただ、いくつか強調すべき重要なポイントがあります。
精神科の患者さまの中には、ご自分が病気であることを認めようとなさらない方もおります。特に、病状が重いときにそのようなことが起こりがちです。しかし、精神疾患の多くは、継続的な治療を必要とするため、十分に治療の必要性を理解し、自らの意思で通院してもらえるよう、医師は努力しています。継続治療するためには、ご家族の理解や同意が必要となりますので、ご協力をお願いいたします。
精神疾患の経過には、心理的な問題や社会的な問題が影響する部分が少なくありません。従って、本人の話しに誠実に耳を傾けるよう心がけ、こまごまとした社会生活上の具体的なアドバイスなどを行ったり、さらには社会復帰施設や作業療法・デイケアなどでのリハビリテーションを勧めたりしています。
精神科の患者さまの中には、ご自分が病気であることを認めようとなさらない方もおります。特に、病状が重いときにそのようなことが起こりがちです。しかし、精神疾患の多くは、継続的な治療を必要とするため、十分に治療の必要性を理解し、自らの意思で通院してもらえるよう、医師は努力しています。継続治療するためには、ご家族の理解や同意が必要となりますので、ご協力をお願いいたします。
心理療法とも呼ばれ、主として治療者とのコミュニケーションを通じて、患者さまの情緒の安定や症状の除去を図る治療手段です。集団や家族の方々と共に行う場合もあります。